コンパクトSUVの日産キックス、久振りの新型車だが、、。

6月24日 日産からキックスが発表され、6月30日より発売されました。どの様なクルマなのか、ポイントをご説明します。
また、CRC独自の視点による注目点やご提供出来るサービスについてご紹介させて頂きます。
 

商品概要

キックスは、2016年ブラジルに新規投入され、その後 中国(2017年)、米国(2018年)等に順次投入される。2020年にはタイにてe-POWERを搭載し生産・発売され、今回タイ生産車を日本にも導入。
日本ではジュークの後継者に位置づけられ、セグメントはコンパクト(Cseg)SUV。なお欧州には、2代目ジューク(キックスとは別プラットフォーム)を投入。
競合車は、ヴェゼルや9月発売予定のヤリス クロスなどが挙げられる。
キックスの名は2008年~12年の間、パジェロミニのOEMで使用されたが、表記は変更(KIX ⇒ KICKS)となった。

日産キックスの販売国と生産国

[諸元]
日産キックスと競合他車の諸元

[商品ポジション]
全長と全幅によるポジショニングを見ると、キックスはジュークに対し全長が160mm長くヴェゼルに近い大きさで、コンパクトSUVの中心に位置付けられる。

日産キックスの商品ポジション

[価格帯]
キックスはハイブリット(e-POWER)の2WD、2グレードのみ。グレード間の違いも、2トーン内装とヒーテッドシート(前席)&ステアリングのみで、非常にシンプルな展開(ほぼ1グレード展開)。

日産キックスとヴェゼルの価格比較

CRCの注目点とご提供できるサービス

①販売台数(その1)
キックスの販売目標台数は公表されて無いが、ジュークの販売実績から推測すると3千台/月くらいと予想される。しかし、このクラスのSUVは需要が拡大傾向にあり、また日産にとって登録車では久しぶりの新型車でもあり、販売が期待される。

ジュークの販売台数

②販売台数(その2)
今後9月に発売されるヤリス クロスとの販売競争が注目されるが、販売台数全体の単純比較だけでなく、キックスが2WDのみに絞った点(2WDの需要が中心とは言え、4WD需要も2~3割は有る)やe-POWERのみの展開により価格帯が高い点などが販売台数にどの程度影響を及ぼしているか等の分析が大事。
⇒ ご提供できるサービス:CRCの統計DATAを使用した詳細分析。

③燃費
燃費表示は、2018年10月から日本でもWLTCモードが導入されたが、これまでのJC08モードに比べ高速モードの配分が多いため、e-POWERにとっては不利になる。e-POWERはノートやセレナにも展開しているが、WLTCモード導入前であった為JC08モードのみの表示。しかし、キックスからWLTCモード(併記)となり、ヤリス クロス(ハイブリット)と比べると見劣りする事が予想される。
日本の使用環境からすると、高速道路モードでの燃費をそれほど気にする必要は無いと思われるが、顧客がどの様な判断をするか注目される。

日産キックスと競合車の燃費比較

⇒ ご提供できるサービス:市場調査実施による燃費に関するユーザー意識の分析や、注目されるヤリスクロス(発売後)との比較分析等。

<例:燃費に関する分析>
燃費は出来るだけ良い方がいいに決まっているが限りはある為、ユーザーの満足度が効果的に得られるレベルはどこかを探る。また、燃費に対する満足度は、期待値と実績のギャップから生じるものであり、そのギャップがどの程度あるのか、またその要因は何かを分析する。

燃費に対する評価

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