バリ島旅行記 ー現地のクルマ・交通事情ー

こんにちは、CRCスタッフです。
いよいよ涼しい時間帯も増え、秋の訪れを感じますね。私はと言いますと、9月にインドネシア・バリ島へ行きました。
帰りの乗り継ぎに失敗し、ジャカルタで延泊することになりましたが、それも含めていい経験となりました。
今回はバリについてと、現地で見たクルマ・交通事情についてご紹介していきます。
※この度インドネシアで起きた震災の被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。

観光地・バリ

バリ島はインドネシアの首都ジャカルタのあるジャワ島のすぐ東に位置し、日本人も訪れることが多いように観光地として知られています。
今回滞在したクタというエリアも観光地とだけあって、歩いている間はお店の前を通る度ずっと「こんにちは」「アンニョンハセヨ」と、気を引くために声かけがされていました笑
日本人も多く見かけましたが、欧米系の人が多い印象・・ガイドさんに聞くと現在はオーストラリア人観光客が一番多いそう。

クタの街中

店や家の前にはヒンドゥー教の慣習のお供え物チャナンが。地面に置かれたものは悪霊が中に入ってこないようにと願いを込めてお供えしているそうです。
ヤシの葉でつくられたお皿がとてもかわいい。

店の前に置かれたチャナン悪霊用に供えられたチャナン

伝統のケチャ ファイヤーダンス

バリにはいくつもの音楽・舞踊がありますが、そのうちの一つ「ケチャ」をウルワツ寺院で見てきました!ケチャは楽器を使わず、「チャッチャッチャッチャ」とリズムを作り出す男声合唱で、彼らがあぐら座りで円陣を組んでいる中で舞踊劇が行われるのですが、想像以上の迫力で大盛り上がりでした。(この時の観客は1000人以上!)
ケチャはリズムやメロディーなど各パートにリーダーがいるそうです。だから指揮者がいなくてもビシッと決め所もそろうのですね。ケチャの各パートのリーダーを探すのもおもしろかったですし、ストーリーを事前に聞いておいたことで、劇をより楽しむことができました。

ケチャの様子キャストとオーディエンスの境目がないほど満員でした

インド洋に沈んでいく夕日インド洋に沈んでいく夕日を見ることもできました

ファイヤーダンスは、劇中のクライマックスに。悪魔に捕らえられていた仲間の猿(役の人)の周りに火が巻かれるのですが、それをなんと、素足で、消し去っていくのです!
見ているこっちが熱い、、!ガイドさんによると、アドレナリンが出ているから大丈夫らしい、とのこと。

ファイヤーダンス衣装に燃え移ってしまうのではないかとヒヤヒヤ…

1時間ほどの劇が終わり(ケチャは1時間「チャッチャッチャッチャ・・」と言っているのですね・・!)すっかり辺りは真っ暗に。
観客みんながチャッチャッチャッチャと言いながら帰って行っていました笑

圧倒的バイク社会

さて、余談が長くなりましたが、バリのクルマ・交通事情についてご紹介します。
まず、なんといっても「バイク」社会。メーカーはホンダやヤマハ、カワサキ、スズキなど日系メーカーがほぼ市場を占めています。
バリ(インドネシア全体?)は渋滞大国なので、バイクは非常に重宝されているようです。
車で移動しているときも、車が少しでもスピードを落とせばすかさずバイクが右から左から前に出てきます。
なんといってもバリの運転免許は、日本のように教習所に行って試験を受けてからもらうという許可制ではなく、登録制らしいので、交通マナーを知らなくても運転できてしまうんですね。
(田舎の方に行くと警察がいないので、無免許で制服着たままの中学生たちがバイクで移動しているのを結構見かけます)
よく転ばないな&事故らないなという感じで、わたしはバリでは車もバイクも(バイクの免許は持っていないですが)運転したくないなと思いました笑

バイクがずらりと停められている様子バイクとすれ違う直前

また、バイクのレンタルサービスも充実しており、特にオーストラリア人は自分でバイクに乗って移動している人が多かったです。
わたしも免許はないですが、GrabBikeを使ってみればよかったな~と少し後悔しました。

ちなみにバリ島には鉄道がないため、やはり遠くに移動するには車が必要となります。

(4輪の)車では日本車はわたしが訪れたことのある他の国と比べて「スズキ」と「ダイハツ」を見かける割合が高かったです。
そしていわゆる高級車と呼ばれる車はほとんど見なかったです。(私は3日間滞在してBMWを1台見たくらいでした)
バリの平均月収は3万円ほどらしいので、そう考えると納得ですね。
むしろ普段使いはバイクで十分なのでしょう。

スズキ車ブルーバードタクシー安全なブルーバードタクシー。よく見ないとブルーバードタクシーもどきのタクシーが何種類もあるので要注意。

渋滞がひどい

特に16時頃からの渋滞が激しく、バイクも動けないほどつめつめの状態となります。
(ング・ラライ空港は結構広くてきれいなので、帰りは渋滞の前に空港へ移動してしまう方が気持ち的に楽でした)
大きな通りもありますが、交差点で信号がない場所も多く、大渋滞を起こしています。
現在、空港付近の道路で分散させる道(地下道路?)をつくっているらしいので(ここもまた工事渋滞)、将来的に少しずつ渋滞が緩和されていくことを期待します。

渋滞中の様子わかりづらいですが、写真右側を見ると車が大渋滞中です

まとめ

以上、バリのクルマ・交通事情についてでした。
子供の送り迎えや買い物など、日常にバイクが寄り添っていることを肌で感じたバリ旅行でした。しかし、これほど渋滞がすさまじいとは思っていなかったので、早めに出た方がいいという情報は知っておいて良かったです。
観光で訪れる場合は、その国の交通事情について良く知っておくことで時間に追われずより一層楽しめるかもしれませんね。

では最後に写真とコメントをいくつか載せて終わりたいと思います。

テガララン棚田美しいテガララン棚田。バリでは二期作や三期作が主流。かつてはメジャーであった農業人口は年々減っているそうです。

ルワクコーヒーお土産に買ったルアクコーヒーを試飲。ジャコウネコのフンから採られる未消化のコーヒー豆からつくられます。

クタビーチクタビーチは波が高いので見渡す限りサーファーだらけでした。

ジャカルタ空港前の工事の様子スカルノハッタ国際空港前。絶賛開発中という感じですね。

スカルノハッタ国際空港のターミナル間をつなぐスカイトレインの駅一方、ターミナル間を移動できる「スカイトレイン」はとてもきれいです。こちらは第3ターミナルの駅。

以上、バリ島旅行記でした。

 

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