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日本の自動車メーカー、2020年第1四半期決算状況

2020.09.22

タグ: スズキ, スバル, トヨタ, ホンダ, マツダ, 三菱, 日産, 決算

１、日本の自動車メーカー７社比較

日本の自動車メーカーの2020年第1四半期決算を纏めてみました。
新型コロナの影響で各社販売台数が減少し、売上高や利益に大きく影響を与え、トヨタとスズキ以外は各社営業利益/当期純利益共に赤字の状況です。
特に日産と三菱は、赤字幅が大きく厳しい状況です。

２、マツダ、スバル、三菱3社比較

以下会社規模が近いマツダ、スバル、三菱の三社で比較してみました。
３社の営業利益/当期純利益は共に赤字ですが、スバルは赤字幅が比較的少ない状況です。

３、７社通年比較

前回の決算発表（2020年3月期）ではトヨタのみ2020年度の予想を発表しましたが、今回はスズキ以外全社2020年度通年予想が出揃いました。
大きく落ち込んだ第1四半期に対し各社とも今後の回復を予想しており、通年の販売台数は三菱以外2019年度に対し10％前後のマイナスと予想してます。
営業利益/当期純利益においては、日産、マツダ、三菱が赤字の見通しで、特に日産、三菱は厳しい状況が続く模様です。

４、3社通年比較

マツダ、スバル、三菱の3社比較では、やはり三菱の赤字幅の大きさが目立ちます。マツダも厳しい状況です。

５、まとめ

・第1四半期の決算は、各社とも新型コロナの影響で厳しい状況ですが、今後は回復を予想し2021年3月期決算では、トヨタ、ホンダ、スバルは黒字を確保する予想です。スズキは未だ2021年3月期の予想を発表してませんが、インドの情勢が不透明であり厳しい状況が予想されます。今後も新型コロナの状況次第かと思いますが、2020年下期は2021年度を見据えた戦略が各社課題となってくると思います。弊社でもWITH CORONAの時代に於いて、新たな戦略に貢献できる様な商品やサービスを提供していきたいと思っています。

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